アンチャーテッド3が3D対応となり、同じ日に発売されたPlaystation 3D ディスプレイ(CECH-ZED1J)。発売日直前になって急に欲しくなって買ってしまいました。PCもテレビも3Dに対応する環境がなかったので初めての3Dです。
アンチャーテッド3をはじめ、3D対応のゲームをプレイする目的の他にも、Xbox360の接続やPC用モニタとして使えるかどうかも試してみました。
本体の他、3Dメガネ、メガネ充電用USBケーブル、電源ケーブル、HDMIケーブルが付属しています。
※アンチャーテッド3は付属しません。
画面はグレアパネルで映り込みが半端ないので黒く塗りつぶしています。
箱から取り出した第一印象は思ったよりもデカイでした。24インチなのでだいたいの大きさはわかっていましたが、画面の左右にスピーカーがついている分、普通のPCモニタよりかなり横幅が広く、画面も広く錯覚します。家にある23.1インチのPCモニタより幅は10cm以上大きい。
見た目のかっこ良さはさすがソニー。
組み立ては台座を立ててディスプレイを上からハメ込むだけなので簡単です。
背面のコネクタなど。
HDMIx2、コンポーネントx1、ヘッドホン端子x1。下の方には電源や出力切替、音声などのボタンがついています。個人的にはHDMIがもう一個あればPS3・Xbox360・PCが接続できるのですが、切替器使えばOK。
コンポーネント端子にはPSPをつないで出力することもできます。
グレアパネルなので画面が暗いとかなり写り込みます。
裏側のボタンからメニューを開いて画質などの設定を行えます。ある程度の色調整などはできそうです。
3Dメガネ。軽いので長時間つけていても疲れることはなさそう。充電用にUSBケーブルが付属しますが、これが短くて20cmくらいしかありません。充電しながらプレイはできなさそう。でも3分の充電で3時間プレイできるみたいなのでその必要もなさそうです。
3Dメガネは多くの液晶テレビで使われているアクティブシャッター方式です。
アンチャーテッド3を3Dでプレイ
一緒に購入した『アンチャーテッド – 砂漠に眠るアトランティス -』を早速プレイしてみました。アンチャーテッド3のレビューは別の記事で。
メガネをつけないで見える映像はこんな感じ。
プレイしてみた感想としては、思わず後ろにのけぞってしまうような飛び出す感じではなく、フィールドの奥行きがはっきり分かる感じです。正直こんなもんなのかなという印象でした。ゲームによって違うんだろうか。アンチャーテッドがおもしろくて、数時間メガネをかけたままぶっ通しでプレイしましたが、酔ったり目が疲れることは無かったです。
[2011.11.07] どうやらソフト側に不具合があるらしく正常に3D表示ができないようです。
[2011.11.08] 不具合修正パッチがリリースされました。
メガネの鼻に当たる部分がちょっと痛くなった程度。
メガネに暗めのフィルターがついているので若干映像は暗くなります。
もちろん2Dでもプレイも色が鮮やかで非常に綺麗。ゲームだけでなくBDの視聴などにもよさそう。
あとは4msという高速な応答速度のおかげで、激しいアクションでも残像を感じることは全くありません。
KILLZONE3を3Dでプレイ
アンチャーテッドの3Dが微妙な感じだったので3Dに対応しているKILLZONE3をプレイしてみました。全く別物でしたw
もうメニュー画面からスゴイ。右にあるエンブレムが奥の方でクルクル回ってる。ただのエンブレムなのに。
そしてゲームを始めたらさらに驚きました。これが3Dか・・・
なんかもう全部立体。例えば拳銃の手前の撃鉄部分と銃口のわずかな距離でも奥行きを感じますw
ロケランなんて飛んできたらもう体が反応して避けてしまいそうなくらい。
これは長時間やったら酔うかも・・・
アンチャーテッドの3Dが微妙すぎたんですね。
モンハンHDも対応してるっぽいので後でやってみよう。
スピーカーに期待してはいけない
画面の両サイドについてるし、サブウーファーもついているのちょっと期待していたのですが、あまり良いとは言えません。基本のステレオ2chの出力が非力すぎてサブウーファーの意味があまりない。小さい音量ならなんとかなるけど大音量は無理。PCモニタについてるスピーカーよりはましですが、音にこだわるならスピーカーは別に揃えたほうがいいでしょう。
Xbox360やPCをつないでみる
当然可能です。
PCでもHDMI出力できるビデオカードがあればつなぐだけで問題なく映像も音声も出力できました。ただ色温度がテレビ基準なのでそのままだとかなり画面が青いです。
メニューから色温度を高・中・低と設定できるので低にすればPC用モニタとしても十分利用できそうです。低でもまだ色温度が高い気がしますが。
テキスト等の表示は白地に黒い文字ならそれほど気になりませんがいろんな色を使ってるとちょっと滲む。
2つあるHDMIポートのうち、一つをPCで、もう一つを切替器を使ってPS3とXbox360をつなぎ、しばらく使ってみることにしました。
残念なのはポートごとに画面設定を保存できない点。プリセットでスタンダート・ダイナミック・シネマ・カスタムと選択でき、カスタムなら自分で変更した設定を保存できるので、カスタムをPC用にセッティングしてゲームはスタンダートかダイナミックで使っています。
液晶テレビにも使われるVAパネルで視野角が広く、高いコントラストで画質は◎。そして3D対応。PCモニタ以上液晶テレビ未満という感じで、それなりの価格。ゲーム用にPCモニタを買おうとしているなら間違いなくおすすめです。しかし、スピーカーは別に用意することをおすすめします。PlayStation3用 サラウンドサウンドシステムてのがありましたね。
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